感染者の使用済みタオルから淋病感染をする可能性があるというのは本当ですか?

淋病はほとんどの場合性行為で感染し、それ以外の感染ルートはほとんど考えられないと思われていましたが、近年では、感染者と同じタオルを使ったことにより感染するルートもあるとささやかれています。タオルから感染する可能性はどのくらいあるのでしょうか。

感染者と同じタオルを共同で使うと淋病になる、と言った可能性はゼロではありませんが、必ずしも感染するとは言えないものがあります。それは淋菌が宿主から離れると2時間くらいの間しか生きていられないからです。仮に感染者が使用したバスタオルなどで感染拡大を考えるとしても、その淋菌が生きていられるおよそ2時間の間に、タイミング良く次の誰かがそのバスタオルを性器付近に使うと言った独特の行為がなければ感染できません。

意図的に実験でもするならそのタイミングは作り出せるでしょうが、日常生活の中で、感染者が菌を保持していることに気づかない状態では、なかなか難しいことです。むしろ、使用済みタオルで感染するとしたら、30代の女性や40代の男性の夫婦などから生まれた子供に対して感染者が多くなっていてもおかしくありません。

性行為が無くても感染することが考えられる上に、日常生活で使用するタオルなどが原因なら、家族の年齢層に関係なく、一緒にお風呂に入浴する可能性が高い人が感染しているはずです。こうした事を考えると、可能性がゼロではないけれども、限りなくゼロに近いことだと言えます。

淋病が性行為以外で感染するには、先に触れたようによほどのタイミングが揃わないと難しいものがあります。そのため、条件が厳しいと言えます。