性病といっても感染ルートは色々あって、気を付けなければならないのは性行為だけでは無い場合が

●性病が広がるのは性行為だけではない
一般的に考えられている通りに性病というのは、性行為によって感染が広がっていきますが、それ以外にも性病が広がってしまうルートがあります。

・性行為によって性病が広がっていく
最も代表的なのは、性行為によって感染が広がっていくもので、これが原因で広がっていく性病は多いのです。性病の中で感染している人が多いクラミジアが、この性行為によって最も多く感染します。最近では、性行為をする際にオーラルセックスも一般的になっていますが、クラミジアは性器から喉、喉から性器とどちらにも感染していくことが知られています。

・水分が原因で感染するルート
性病という名前ですが、性行為以外でも感染する可能性があります。トリコモナスの場合はその原因となる原虫は乾燥に対しては弱いものの、水中ではめっぽう強く、トイレや風呂などの水気がある場所で感染する可能性があります。妊娠中の女性は特に気を付けなければならなくて、出産の前に感染している場合は、いわゆる母子感染といってお腹にいる赤ちゃんに性病が感染してしまう可能性があります。

これらの性病には梅毒やヘルペス、クラミジアなどがあって、この中で特に警戒しなければならないのが梅毒で、母子感染してしまうと死産になってしまう例が少なくないです。

・輸血が原因である場合
HIVに感染する確率は性行為の場合、 1%未満ですが、輸血ということになると感染率は90%に跳ね上がります。受け取る血液がHIVの患者の血液であった場合はほぼ感染してしまうということになってしまいます。成人T細胞白血病もHIVと同じように感染する確率はとても高かったのですが、最近では輸血のチェックがとても厳しいために、このような例で感染することは極めて珍しくなっています。

・抵抗力が落ちることによって感染する性病
特殊な例としては感染するルートを持たない性病というのもあります。それはカンジダという常在菌で、これは人の体内だけでなくあらゆるところに存在しています。カンジダは普段は何も悪さをしないのですが、体の抵抗力が落ちて来た場合や栄養となる糖分が増えてしまった場合は異常に繁殖してしまい、性病を発症してしまうことになります。